Ribble CGR Ti エンスージアストのレビュー

グラベルライダーのロードリグ?

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キャサリン・ムーア

公開日: 2023 年 6 月 3 日午後 4 時

「シクロクロス、グラベル、ロード」を表す Ribble CGR Ti は、この多用途モデル範囲のプレミアム チタン製製品であり、おそらく急成長しているオールロード カテゴリによく適合します。

新しい Shimano 105 Di2 を使用した Enthusiast ビルドでテストしたところ、Ribble の Bike Builder オンライン カスタマイズ ツールを利用して、このユニセックス プラットフォームを女性ライダーにより適したリグに変換し、さらに途中で他のいくつかのおいしいアップグレードも行いました。

確かにパフォーマンス ロード バイクの最先端からはほど遠いものの、この多用途のドロップバー バイクは信じられないほど快適で感動的な乗り心地を提供します。

きれいにティグ溶接されたチタンフレームは、通常、合金フレームとカーボンフレームのバイクだけで構成されるバイクオブザイヤーテストの女性用ロードカテゴリへの異例のエントリーです。

洗練された控えめな、未塗装のポリッシュフレームには、リアパニアラック用の控えめなマウントのほか、マッドガードマウントとフロント三角形の内側の2セットのボトルケージマウントが付いています。

ケーブルとホースの配線はダウンチューブを通して内部にありますが、フロントエンドのメンテナンスを簡単にするためにコックピットで露出しています。

Ribble カーボン フォークがフレームセットを完成させます。また、後でダイナモを追加したい場合に備えて、ダイナモ用の内部ケーブル ルーティングも備えています。

私の XS サイズのテストバイクのジオメトリ数値は、Ribble CGR の複数の地形での使用提案を確実に反映しています。

ホイールベースは 1,026.5mm で、多くのエンデュランス ロード バイクよりも少し長く、71 度のヘッド アングルはロード バイクのスペクトルの中で緩めの方向にあります。

これにより、安定性がより重視され、ハンドリングがわずかに遅くなります。

スタックの556mmも比較的高く、より直立したライディングポジションを実現します。

CGR は 700c と 650b の両方のホイールを装着できるように設計されており、ここでは前者が供給されます。

162cmから194cmまでのライダーに合うように設計された6つのサイズが用意されています。

「愛好家」レベルでは、Ribble CGR には、50/34 歯のコンパクト チェーンリングと 11-34 歯の幅広カセットを備えた 12 スピード Shimano 105 Di2 R7150 グループセットが装備されています。

唯一の代替品は Tektro ローターで、少しコストを節約するために Shimano 油圧ディスク ブレーキ キャリパーと組み合わせられます。

仕上げキットは Ribble の社内コンポーネント ブランドである Level 製で、合金ハンドルバーとステムがここで仕様化されています。

カーボン インライン シートポストは、純正の Enthusiast ビルドからのアップグレードで、追加料金は £30/$36.26/€33.90/AU$54.46 です。 24mm のセットバックを備えたアロイシートポストがデフォルトで仕様化されています。

製作には Selle Italia SLR Lady サドルが選択されましたが、50 ポンドの追加費用がかかりました。 Bike Builder を使用すると、4 つの異なる女性専用サドルから選択できます。

Zipp 303S ホイールセットもアップグレードされており、32mm 幅のコンチネンタル GP5000 S TR タイヤが装備されています。

ただし、デフォルトの Mavic Allroad ホイールセットや 40mm Schwalbe G-One Allround タイヤなど、ホイールセットとタイヤの幅広い選択肢があります。

私のテストバイクの総重量は9.16kgです。

セットアップは非常に簡単で、インラインシートポストは標準のレイバックシートと比較してフィット感を向上させましたが、より良いフィット感を見つけるには、依然としてサドルを前に倒す必要がありました。

Ribble の XS は他の XS と同じではなく、162 cm (5 フィート 3 インチ) を超えるライダーにのみ適しているため、サイズを決める際には注意が必要です。

165cm (5フィート4インチ) の私は、この最小サイズの推奨身長のちょうど真ん中にあり、バイクはかなりぴったりでした。

Ribble CGR Ti のテストは、ダートムーアでの地元のテスト ループや、舗装と未舗装のサイクリング トレイルとグラベル トラックが混在するウェールズ周辺の 4 日間のロードトリップを含め、広範囲にわたって行われました。

CGR Ti は、足を振りかざすとすぐにカチッと音がするバイクの 1 つです。

初めてのライドで、私はヘイ・トール（以前ツアー・オブ・ブリテンで使用された地元の登り道）に真っ直ぐ向かい、自己ベストからなんと2分40秒も短縮しました。

CGR は、その道路形状が軽くもアグレッシブでもないので、これは非常に驚きであり、なぜ私たちがこれほどうまくいくのかを理解するためにしばらく時間を費やしました。

Ribble は私に Shimano 105 Di2 の初めての体験を提供してくれました。そして私は驚きました。

ここで私は死ぬほど正直に言います。 スケールを取り出さなかったら、それが Ultegra Di2 ではないことはわかりませんでした。 高価なグループセットと同様に、強力で制御されたブレーキと一致する鋭いシフトパフォーマンスが期待できます。

私は以前、チタン製ロードバイクは、チタン製フレームセットの調達と製造にかかるコストの増加を相殺するために、より安価なパーツが装備されているという落とし穴に陥ることがよくあることを発見しました。

その結果、素材の楽しさを最大限に体験できないことがあります。 ありがたいことに、ここではそうではありません。

印象に残ったビルドの要素はグループセットだけではありませんでした。 コンチネンタル GP5000 S TR タイヤは、私が路上でテストした中で最高のものの 1 つです。

太めの 32mm ラバーは、荒れた路面や小さな穴での過酷な路面を大幅に吸収するだけでなく、下り坂やコーナリング時に大きな自信を与えてくれました。

オフロードに逸れたときも、滑りやすい泥以外のすべての路面で優れた性能を発揮し、パンクの兆候は見られませんでした。 私は、ペースの速い夏のオフロードライディング、つまりドライでのライディングにそれらを使用することを検討しているとまで言いたいです。

ということで、チタンフレームに。 チタンの乗り心地については一般に受け入れられている意見がたくさんありますが、私はこれを自分自身で分析したいと考えていました。

特にこのような幅広で高品質のタイヤが使用されている場合、フレームの素材だけが原因であるかどうかを解読するのは困難です。

しかし、より荒れた、でこぼこした、瓦礫が多い道路の過酷さは著しく軽減されました。 そして、正直に言うと、ダートムーアの周りには、特にこの時期には、そのようなことがたくさんあります。

見た目の美しさについては、ブラッシュ加工のロゴが付いたポリッシュ仕上げのチタンの仕上げがとても気に入っています。 これは、派手でカラフルな塗装が大好きだが、必然的にラッカーの層が付着するフレームを保護するヘリテープを剥がすときにひるむという人からの言葉です。

バイクパッキングバッグやマッドガードを使用する場合は、塗装を傷める心配はありません。 CGRに大型ハンドルバーバッグを1週間使用しましたが、ヘッドチューブへの影響は最小限でした。

CGR の多用途性は他の面でも発揮されます。 34-34 のギアは急な登りをウィンチで登るのに最適で、丘陵地帯を走るために私が自分のバイクで選択したものと同じギアを反映しています。

少し大きめのカセット (Shimano 105 Di2 は最大 36 歯のカセット スプロケットと互換性があります)、超コンパクトなチェーンリング、オフロード ライディングに挑戦できるグラベル タイヤに簡単に交換できます。

47mm のタイヤクリアランス (通常 700c ホイールでは 45mm) を完全に解放したり、マッドガード用に少し余分なスペースを残しておきたい場合は、650b ホイールに交換することもできます。

リアパニアラック用のマウントがあれば、（少し派手であれば）通勤用自転車としても使えます。

幅 40cm の Level Alloy 2 バーは、私がグラベルバイクで走る典型的な幅ですが、私は通常、ロードでは 38cm を使用します。

しかし、幅が広がったことは負担には感じられず、むしろ、特にオンロードよりもオフロードで多くの時間を費やす傾向がある私のような人にとっては、快適さと安定性が少し追加されました。

より狭い幅をお好みの場合は、20 ポンド節約して、38 cm または 36 cm のバージョンで利用できる、わずかに重いレベル 1 アロイ バーに交換できます。

チタン CGR と Ribble Endurance Ti Disc ロードバイクのどちらにしようか迷っていますか? 微妙な違いがいくつかあります。

ジオメトリは 2 つのモデル間でわずかに異なり、エンデュランス バイクはフロント エンドが低く、よりアグレッシブなライディング ポジションを提供しますが、どちらも同じヘッド チューブ角度を備えています。

チェーンステーとそれに対応するホイールベースもエンデュランスの方が短いです。

CGR は、よりリラックスしたライディング ポジションに加えて、650b と 700c のホイールを選択でき、タイヤ クリアランスがより広いため、非常に優れた多用途性を提供します。

Endurance では幅 30mm までのタイヤを取り付けることができますが、CGR では 700c ホイールで最大 45mm のタイヤを受け入れることができます。

体重計に乗せてみると、CGR Ti は確かに最軽量ではありませんが、乗ってみると気づかないかもしれません。 チタンと幅広の高品質タイヤの組み合わせによってもたらされる感動的な乗り心地は、数字のことをすぐに忘れてしまうほどです。

最新のエアロ技術、統合されたケーブル、アグレッシブなジオメトリーを求めるレース志向のライダーは、他の場所を探したほうが良いでしょう。

しかし、より伝統的なアプローチ、ラウンドチューブのシンプルさ、メタルバイクの乗り心地を好む人にとって、Ribble CGR Ti には気に入る点がたくさんあります。 これは、ライドで複数の種類の路面に挑戦したい場合に特に当てはまります。

この製品には、ほとんどのライダーに適したコンポーネントの印象的な選択肢が付属しており、Enthusiast モデルの価格は £3,499/$3,826.93/€3,398.51/AU$6,345.79 からと、お得な価格となっています。

今年のウィメンズ ロードバイク オブ ザ イヤー カテゴリでは、女性専用のジオメトリーを備えたビルドから、女性専用のコンポーネントで構築されたユニセックス フレームまで、3 台のエンデュランス ロード バイクがテストされました。

ダートムーア国立公園の駐機場は、ウィメンズ ロード バイク オブ ザ イヤーのテスト会場となりました。

急な登り、荒れた車線、広大な荒野の舗装路はすべて、バイクの限界に挑戦するための壮観な背景を与えてくれました。

滑らかな幹線道路とザラザラした裏路地が対比され、さまざまな地形でこれらのバイクがどのように動作するかをテストすることができました。

Shimano 105 または Shimano 105 Di2 レベルのバイクを選択し、価格帯は £2,499 から £4,489 になりました。

今日の市場で最高の女性用ロードバイクを見つける探求の中で、私たちはペダルを踏む喜びをもたらすだけでなく、優れたコストパフォーマンスを提供する、マイルをむしゃむしゃと坂道を駆け抜けるマシンを探しました。

Bike of the Year の実現にあたり、スポンサー、Lazer、FACOM ツール、Band Of Climbers のサポートに感謝いたします。

投稿者

キャサリン・ムーアはダートムーアを拠点とするグラベルとバイクパッキングの専門家で、スピードではなくストークレベルでライドを判断します。 英国で最高の長距離および地元のオフロード ルートを探索していないときは、キャサリンはフリーのライター、バイク テスター、プレゼンター、ガイドとして働いています。 キャサリンは advntr.cc の元編集者であり、Global Cycling Network のプレゼンターとしても働いています。 キャサリンは BikeRadar.com と BikeRadar ポッドキャストに定期的に寄稿しているだけでなく、Cycling Weekly、Bikepacking.com にも寄稿しており、Unpaved ポッドキャストを主催しています。 彼女のかなり明るいカラーパレットのおかげで、トレイルに出かけている場合は、1マイル離れた場所からでも彼女の姿を見つけることができるでしょう。